健康経営とは

慢性的な人手不足の中小企業は6割以上となっています。このような中、離職防止や新たな人手の確保は中小企業の大きな課題となっています。これらの対応方法として健康経営と言う考え方があります。

健康経営とは、従業員の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。すなわち従業員等の健康増進等にかかる経費をコストとしない考え方です。


企業は労働安全衛生法などの法令遵守に努めることは当然ですが、人的資本に対する投資(=従業員への健康投資)を行う事で従業員の健康増進・活力向上を生み、組織の活性化及び生産性の向上を目指します。結果、業績向上、企業価値向上を目指すのです。


中小企業で健康経営を目指すメリットは、慢性的な人で不足への対応です。少子高齢化の下、人手不足になっている中小企業は先にも述べた通り6割以上となっています。


また、職場イメージの向上のためにも健康経営は大切なキーワードとなっています。2017年度より日本健康会議が「優良な健康経営を実践している企業である」健康経営優良法人の認定を始めています。認定を取るのは先でも出来ることから始めては如何でしょうか?

2022年9月20日 | カテゴリー : 健康経営 | 投稿者 : ueda